第二が無いのに第一と名乗りはじめた(又吉直樹)
ピース・又吉直樹が率いる文学好き芸人が集う第一芸人文芸部。そのメンバーが編集し、執筆する“遊び心と情熱の文芸誌”が誕生。「㐧一芸人文芸部」創刊準備号には、編集長の又吉が自由律俳句とエッセイ9本、部員のピストジャムが書評10本、ファビアンがショートショート5本を書き下ろした。又吉が芸人と文学について綴る編集後記も必読。全132ページにわたり、芸人と文学が遭逢する。
目次
●自由律俳句とエッセイ 又吉直樹
●書評 ピストジャム
「同志少女よ、銃を撃て」(逢坂冬馬)
「この部屋から東京タワーは永遠に見えない(麻布競馬場)
「あこがれ」(川上未映子)
「人間」(又吉直樹)
「月と散文」(又吉直樹)
「口訳 古事記」(町田康)
「ノルウェイの森」(村上春樹)
「限りなく透明に近いブルー」(村上龍)
「はーばーらいと」(吉本ばなな)
「三体」(劉慈欣)
●ショートショート ファビアン
「地球のねじ」
「オキノピ」
「マイナンバー」
「村の遺酒屋」
「ハンドメイド・ウエディング」