現在、京都とポーランドを拠点に活動し、京都市左京区にアートスタジオ「fabryka 1976」を持つSHINYA AYAMAが、美術家として東京初上陸。YouTubeプロジェクトもスタートした。昨年11月には大阪・難波にて、日本初個展「ADORER」を開催し、好評を博す。個展タイトルの「LOVE IS A TIME MACHINE」は、SHINYA AYAMAがアーティストステートメントとして掲げるテーマであり、そのきっかけは、9年前に父親がアルツハイマー型認知症を発症したとき。自分の免疫不全の病と闘いながら怒涛の介護生活を経て、昨年その父親が亡くなるまで、「愛」とは何か、「悲しみ」とは?また親子としての生死観を深く考え続けるようになる。脳科学的には、重度の認知症であっても、「記憶は消えない」とされ、愛情や記憶というのは、死んでもずっと時を越えていく、という事実が、彼の制作活動のベースを成すものである。
動画プロジェクトについて
(ギャラリー中央スペースにて、写真を展示)
-LOVE OR HATE-
「あなたの人生はどっち?」
SHINYA AYAMAコメント
「コロナ禍、人と人を遮断したアクリル板。それを逆利用し、人と人をつなぐツールとして、京都からスタートした全国を巡るアートな旅。LOVEとHATEは、本来、真逆の意味として使用されますが、その本質とエネルギー量は同じで、表裏一体だと僕は思ってます。だからその答えが、LOVEでもHATEでもいい。大事なのは、ちゃんと前を向いて生きること。」
クリエイターのアート領域における情報発信をサポートする株式会社オーバーランが制作し、作品は同社が運営するアートコミュニティYouTubeチャンネル「O.A.C」から発信。そのメイキング動画をSHINYA AYAMAの公式YouTubeチャンネルで配信予定。