僕が“架け橋”になる!芸人アーティストたいぞうが仕掛ける、笑いと感動のアート展!

『輝く個性!こだわりストたちの世界』

【日程】2025年10月31日(金)~11月9日(日)
【営業時間】13:00~18:00 火・水 定休日 ※1(土)15:00-18:00は、レセプションにつき、関係者・ご招待のお客様のみとなっておりますので、ご了解ください。
【入場料】 無料
【場所】Laugh & Peace Art Gallery(大阪市中央区難波千日前3-15 吉本本館1F)https://laugh-peace-art.com/
【参加アーティスト】たいぞう、Abeille(あん、飛鳥、奥山優、kiriko、しまだ和花、須川純一、長谷川良夫、羽戸康貴、花守洸迦、Masyashi777、ゆめか)、合同会社らいと(梅原直人、平田春陽、島貫翼、龍野真依)、やまなみ工房(大家美咲、瀬古美鈴、田中乃理子、田村拓也、服部大将、森田郷士)
【協力】芸術家プロダクションAbeille、合同会社らいと、やまなみ工房、放送芸術学院専門学校

★レセプションパーティー
【日時】 2025年11月1日(土) 15:00-17:30
17:30より、パラリンコントパフォーマンスをいたします。
※関係者、招待のみ

★クロージングイベント 
【日時】  2025年11月9日(日) 時間未定

★クラウドファンディング
オリジナルオーダー品、レプリカ作品、グッズ等のリターンをご用意いたしております。
https://cf.fany.lol/projects/4309
期間:2025年10月1日(水) 13:00スタート

■たいぞうコメント
こんにちは!吉本興業の芸人・アーティスト、たいぞうです。
2年前に発達障がいと診断されて以来、「アート」を通してたくさんの人に出会ってきました。
そして今回、僕自身も挑戦する新しいアート展を開催します。
「アベイユ」「らいと」「やまなみ工房」という素晴らしい3つの団体と、僕の4組で、アートの力で社会をつなぐ「架け橋」を作ります。

●見どころをチェック!
初のコラボ作品: 障がいのあるアーティストと僕が、ドキドキしながらも楽しく作り上げた、世界に一つだけの作品たち。
笑いあふれるパフォーマンス: 僕がリーダーとツッコミになって、皆さんにヒーロー戦隊コントでボケまくってもらいます!
僕も発達障がい当事者だからこそ、一緒に挑戦したいんです。
制作の裏側を公開: 作品が完成するまでの過程を追った、ドキュメンタリー映像を特別上映します。
クラウドファンディング: あなたもこの挑戦に参加しませんか?リターンには、ここでしか手に入らない
特別な作品やグッズをご用意しました。
このアート展は、障がいのある方々にとっても初めての体験となる、特別な企画です。
ぜひ、この感動と挑戦の物語を、あなたの目で確かめに来てください。

■芸術家プロダクションAbeille
「アベイユ」は、障がいのあるアーティストをプロデュースする芸術家プロダクションです。
アートを通して人と人、 アート×福祉×社会をつなげる架け橋となり、障がいのあるアーティストの自立支援、継続的な社会参加を目指しています。
https://abeille-art.co.jp/

参加アーティスト:あん、飛鳥、奥山優、kiriko、しまだ和花、須川純一、長谷川良夫、羽戸康貴、花守洸迦、Masyashi777、ゆめか

<河瀬有子代表コメント>
たいぞうさんとのコラボ展も今回が5回目 !このような機会をいただき本当に有り難く思います。
Abeilleアーティストさん達も貴重な経験から様々な刺激、学びを受け、どんどん進化を遂げています !
また今回は新たな仲間も増え、益々パワーアップ したこのコラボ展。
みんなの力を集結させて、個性溢れるこの世界観をより多くの方々にお届けできたらと思います。

■合同会社らいと
大阪府吹田市において障害福祉サービスを手がけ、生活介護事業の場から紡がれる表現活動を、作品として世に送り出す。展示や販売という形を通じて、重度の知的障害者の地域生活を支援している。重い障害の特性がそのまま表現となり、唯一無二の世界観を宿した多彩な作品群が合同会社らいとの特徴である。
https://raito-shien.com/

参加アーティスト:梅原直人、平田春陽、島貫翼、龍野真依

<鳥居隆史代表コメント>
今回の作品展にご一緒できることを、とてもうれしく思います。私たちの作品の一つひとつは、純度が高く、心にすっと届く力があると思っており、私自身たくさんの感動をいただいてきました。今回は、様々な背景を持つ方々が集まる中、それぞれの思いを表した作品が並びます。その中で、たくさんの方にご覧になっていただき、その魅力を感じていただければ幸いです。

■やまなみ工房
1986年、滋賀県甲賀市に誕生したやまなみ工房は現在94名が通所する障害者施設です。 やまなみ工房では知的や精神に障害のあるアーティスト一人一人がそれぞれの方法で表現活動に取り組み、日々個性あふれる作品が生まれています。また、 制作された作品はこれまで国内外の様々な分野において高く評価され、今では日本を代表する作家を数多く輩出し、各種展覧会への出展や映画、ファッション、グッズなど多種多様なプロジェクト、幅広いアートワークを展開し世界に発信しています。
http://a-yamanami.jp/

参加アーティスト:大家美咲、瀬古美鈴、田中乃理子、田村拓也、服部大将、森田郷士

<アーティストプロフィール:アベイユ所属アーティスト>

あん
滋賀県出身在住
自閉スペクトラム症、ADHD、LD、発達協調性運動障害、発達障害、解離性障害等と闘いながら、絵や詩を毎日創作。
緻密な模様や色彩、独特な感性が評価され、様々な賞を受賞。

飛鳥
滋賀県出身在住。
先天性難聴
いわさきちひろさんの絵本が大好きで、物心つく頃から絵を描いていた。10代の頃にきたのじゅんこさんの画集と出会い、色鉛筆を好きになる。『hachimitsu drop』というブランド名でも創作活動を行う。趣味はよさこい。

奥山優
愛知県出身在住
自閉スペクトラム症、最重度知的障がい
幼い頃から動物をモチーフに描く。独特な色遣いでカラフル&キュートな作風が人気で、癒しを感じる独特の世界観が魅力。
複数の企業とコラボし様々なグッズに展開し商品化。マスコミにも多数取り上げられている。

kiriko
岡山県出身滋賀県在住
強迫症、チック症
先天的な脳機能の障がいで、危険や不潔などに対する恐怖が激しく、毎日のトイレや入浴や確認に健常な人の何倍も時間と体力と気力を奪われてしまう。
夢は長年苦しんだ2つの病を題材に絵や漫画を世に出すこと。

しまだ和花
茨城県出身在住
知的重度障がい、広汎性発達障がい。
平日は通所施設に通い、週末に絵を描いている。

須川純一
滋賀県出身在住
広告系デザインの仕事を退職した後、画家の道へ。独学で5年間修行し描き進める中、鉛筆画へと辿り着く。ポーランドの画家・ベクシンスキーから影響を受ける。趣味は鉱物採集。

長谷川良夫
兵庫県出身滋賀県在住
脳性まひにより重度障がいを抱える。
幼少の頃に受けた経験をもとに、障がいを持った人たちが生きやすい環境を作るため、当事者として声を上げ多くの仲間と共に精力的に社会運動をおこなった。

羽戸康貴
大阪府出身在住
自閉スペクトラム症
幼少の頃、芸術家・岡本太郎の「太陽の塔」を見て衝撃を受け絵を描き始める。
高校卒業後は好きな音楽アーティストから影響を受け、作品の幅が広がり始める。誰もやっていない表現で新たな作品を生み出そうと描き続けている。

花守洸迦
北海道出身在住
双極性感情障害、発達障害(学習障害/自閉症)、隔離性障害、総合失調症
子供の頃から生きにくさを感じつつも声優を目指し頑張って活動する中、突如台本を覚えられなくなり障害認定を受ける。
花や月を描くことが好きで花言葉を引用して作品制作をすることも多い。

Masyashi777
大阪府出身在住
20歳頃より統合失調症を発症。
描くことをやめた時期もあったが、手書きのものにデジタルで色付けし、いくつかのパターンにアレンジするスタイルが主流。現在は手書きのみで仕上げる作品もある。

ゆめか
兵庫県出身在住
生まれる前に先天性肺嚢胞症と診断され、生後すぐ左肺切除手術を受ける。
その後、橋本病、糖尿病、自閉スペクトラム症、広汎性発達障がい、場面緘黙を発症。
「明るい色でビタミンチャージ!」がモットー。目標は、第2のゴッホ。

<アーティストプロフィール:らいと所属アーティスト>

梅原直人 
腕の長さを生かし、独特のストロークで画面に色を塗りつけていく。クレヨンを使用する時は、何重にも重ねて塗り、絵の具やペンキを使う時は、たくさんの水を混ぜ合わせ、粘り気の無い状態にして、独自の色を作り出し、塗っているようにも、染めているようにも、見える手法で描いていく。

龍野真依 
絵具が手につくのが嫌いだった作者。色が画面に広がっていくのが楽しくなり、無邪気に色を広げていく事が楽しい行為に変わった。その時々の自分の気分を映し出すようなストレートな表現が持ち味である。

島貫翼    
「職員が連絡帳を書く行為を真似て、ボールペンを使って紙に描く行為が始まった。
以来職員が連絡ノートを書く隣で、描く行為が作者の日課となっている。ノートや紙の中心部にとても弱い筆圧で線が描かれ、重ねられ、この作品の独自の雰囲気を作り上げている。

平田春陽 
数字に強く、一度覚えた誕生日は忘れない。カレンダーも好きで、描く作品多くにカレンダーが登場する。思い浮かんだものをそのままアウトプットするかのように、ペンを止めることなく描き続け、最近ではスケッチブックを好んで使っている。

<アーティストプロフィール:やまなみ工房所属アーティスト>

大家美咲
1994年生まれ 滋賀県在住 2013年から「やまなみ工房」に所属 彼女がいつも大切に持ち歩くバッグの中には、大好きなアニメのDVDやCD、本がたくさん詰まっている。その中にある一冊のぬり絵を取り出すと、いつもの作品解説が始まる。 彼女が描く作品のほとんどは「お城」。それは、ぬり絵に描かれた女児向けアニメに登場したお城をイメージして描いているそうだ。 アニメに登場する主人公3人のキャラクターカラーであるピンク、黄色、水色は作品にも反映され3色を主に使用し、三角形や四角形を規則的に重ね合わせ色を塗り積み上げ城は築かれていく。

瀬古美鈴
1981年生まれ 滋賀県在住 2000年から『やまなみ工房』に所属 好きな色を選び、その時々に大きくなったり、小さくなったりと、たくさんの色を重ねながら大小さまざまな四角が現れる。たくさんの四角を繰りかえし描いていくうちに、四角が重なりあい今の作品に至るのである。作品のタイトルはすべて「窓」。彼女にとってはひとつひとつがみんなの家に必ずあるたくさんの窓であり、窓から差し込む何かを楽しみにしているのかもしれない。

田中乃理子
1979年生まれ 三重県在住 1997年から『やまなみ工房』に所属 彼女は長年、縦に縫うことを繰り返し作品を生み出している。決まった五色もしくは七色の糸を一組として使用し一筋ごとに色を変え、隣に沿わせ縫い進めていく。縫い目には留めがなく、ただまっすぐに縫っている様にも見えるが、注視すると始めと終わりには一度返し縫いをし、作業中に引っ張っても抜けないようにと経験から独自に生み出した工夫が成されている。目の揃った緻密な縫いは、月日をかけ布の端から端へと帯状に広がりやがて布一面に施される。

田村拓也
1992年生まれ 滋賀県在住 2011年から『やまなみ工房』に所属 彼が用いる画材はマーカーが多く、ハガキサイズから全紙サイズの画用紙に動物や人物等をモチーフにし描く。初めに全体像を描くと、あとは一つ一つの色を使い分け、丁寧に線を塗り重ねていく。その作業を繰り返すうち、升目状に四角の鮮やかな色が埋め尽くされていく。彼は毎日同じ時間、同じ場所、同じリズムでこの作業を淡々と繰り返していく。あまり人と関わる事を好まず、いつも一人物静かな彼だが、創作中、絵を眺める表情からは秘めたる情熱を感じさせる。多くの展覧会に出展する事を目標にしている彼、新たな展覧会を目標にし今日もペンを握っている。

服部大将
2000年生まれ 滋賀県在住 2022年から「やまなみ工房」に所属。貼り絵教室を営む祖母の影響を受け、幼少の頃からいつも身近なところに創作活動があった。それは今も彼に受け継がれており、作品の多くには絵の背景に切紙を貼り付ける手法が用いられている。 図鑑や画集等からモチーフとなる素材を選ぶとマーカーペンで下描きをした後、色鉛筆で 丁寧に塗り込んでいく。背景に使用する切紙は英文が印刷された包装紙や新聞等を好んで使用し、彼の作品へのこだわりを垣間見ることができる。

森田郷士
1978年生まれ 滋賀県在住 1997年から『やまなみ工房』に所属 画集や図鑑から描くものを探し出し、構成を考えながら鉛筆で下描きをすると、その後は黒のボールペンでたくさんの点と線を使いモチーフを塗り込んでいく。その手の動きには迷いがなく、衝動的に描いている様にも見えるが、単調にならぬ様場所によって描き込みの密度に変化をつけており、緻密な点と線は重なり合い陰影を作りながら構成されていく。モチーフの中で影のように蠢く黒い点と線は平面的でありながら、今にも動き出しそうである。

Related ARTIST

たいぞう

JAPAN

芸人アーティスト
芸人アーティスト。大阪NSC11期生。元吉本新喜劇座員。TV番組のカンボジア学校建設プロジェクトのオークションで高額落札されたことで認知が高まる。
人々を笑顔にすることをコンセプトとした絵画を制作。
2013年「観音寺市ふるさと応援大使」、2017年「大阪府障がい者芸術・文化大使」に就任。
現在は、発達障害(自閉症スペクトラム:ASD)であることを公言し、活動中。

<アーティストステイトメント 文:神野翼(現代美術家・精華大学特任教員)>
たいぞうは眼差しのアーティストである。
画面を埋め尽くす唯一無二なモチーフは一見すると無秩序に見えるが全てに意味があり、そこに内包するテーマは愛や喜びといった普遍的なものである。
そのことを教えてくれるのが、たいぞう自身の手で綴られる言葉である。それはたいぞうの物語であり、その絵を観る私達の物語である。
私たちの生活の中にたいぞうの絵があると言うことは当たり前の日常であると同時に、特別な1日を迎えるための優しい眼差しがあることを教えてくれるものなのだ。 

芸人アーティスト
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2013年「観音寺市ふるさと応援大使」、2017年「大阪府障がい者芸術・文化大使」に就任。
現在は、発達障害(自閉症スペクトラム:ASD)であることを公言し、活動中。

<アーティストステイトメント 文:神野翼(現代美術家・精華大学特任教員)>
たいぞうは眼差しのアーティストである。
画面を埋め尽くす唯一無二なモチーフは一見すると無秩序に見えるが全てに意味があり、そこに内包するテーマは愛や喜びといった普遍的なものである。
そのことを教えてくれるのが、たいぞう自身の手で綴られる言葉である。それはたいぞうの物語であり、その絵を観る私達の物語である。
私たちの生活の中にたいぞうの絵があると言うことは当たり前の日常であると同時に、特別な1日を迎えるための優しい眼差しがあることを教えてくれるものなのだ。